注意:東京大学で講義した学歴詐称ジャズ偽講師は、私が東京藝術大学学長に書いた「教授会での審議を求める」手紙で2014年に教壇追放されています。あしからず。その後、苦し紛れの偽講師がはじめた意味不明の書き込みは逆恨みです。教壇追放について書いていないところも詐称です(笑)。
FAQ(よくある質問集 パート3)
以下、返答に困る質問 (進路指導関連)
Q:
デビッド・リーブマンを紹介してください。通訳としてレッスンに着いて来てくれませんか?
A: どちらもできませんし、する気もありません。リーブマンは他のミュージシャンと違って、演奏だけで生活が成り立たないから教えているという人ではありません。演奏も出来て、自己の演奏を分析し verbalize(言葉で説明)する能力が素晴らしいです。あなたが良い耳を持っていて良い演奏できれば、言葉の壁は問題ではありません(英語を学ぶ熱意は必要です)。マンハッタン音楽院の学費は高いですし、大学院でしか教えていないので、自分の能力に自信があればリーブマン独自で毎年夏に催しているセミナーに参加するのをお勧めします。私が知る限り、送られてきたデモ演奏のチェックは自分でしています。つまり、生徒として受け入れるか自分で判断しているのです(やる気のないジャズ教育者はこういうことすらしません)。仲介はしませんので、自分で申し込み方法は調べてください。熱意から全てが始まります。それはあなた自身です。
アメリカでも質問の多いトピックですので、Chromaticism
in Jazz: Applying Techniques and Concepts
を刊行しました。日本やボストン周辺の音楽学校では、絶対に学べない最新の内容がここにあります。日本語版はアマゾンジャパンの
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Q: ニューヨーク市立大学大学院 (City
College of New York)
について教えてください。私も大学院を目指しています。
A: 日本人としてジャズの修士号を初めて取得したのは事実ですが、教員が差別的で「他人に厳しく自分に甘い」人格の集まりでしたのでお勧めしません。数々の嫌がらせに遭いました。現在も大学に在職中の某教員は私の論文(シソーラスの原案)を読まずに2学期ほったらかして、正式に苦情を出して催促したらパワーハラスメントにあたる行為をしてきました(大学と全く関係ないサッカーコーチに夢中でした)。教員の評価を行うサイトでも「unprofessional」と酷評されています。後記:すでに退職したダン・カリロのことです。
私立ではなく「市立」ですので卒業生の活躍をアシストする教員やプロモーターと繋がった人物もいません。そういう意味で、ジャズの本場、ニューヨークと立地的に離れたボストンにある音楽院とは全く違っています。コマーシャル(商業ベース)ではないです。学術的です。
私が本を出版できたのも、ニューヨーク市立大学大学院の教員のおかげではありません(受けたのは恩恵ではなく、むしろ、迷惑や嫌がらせでした)。トッド・クールマン氏とユセフ・ラティ-フ氏の薦めに、今も感謝しているのは、ニューヨーク市立大学大学院の教員とは全く違う資質で、素晴らしい教育者だからです(どちらも素晴らしい教本を出版していますし、アメリカでも定評があります)。
日本の某ジャズ雑誌で記事を書いている方がいて、その方は、私の前に1~2学期在籍していましたが、修士号の学位は取得できずに除籍処分になっています。日本で言う「オール4(正確にはB)」維持できないと卒業どころか在籍も維持できないのは大学院の常識です。授業もクラシック関連分野がほとんどです。私が在籍した際は、コロンビア大学と数クラス共同で授業していました。立場的には、ニューヨーク市立大学大学院が音楽学部の小さいコロンビア大学に授業を貸していました。
アメリカでは修士号学位取得後に、音楽の先生になるか、バンドを持っている、例えばアメリカ・コーストガード<日本の海上保安庁のマーチバンドのようなもの>などのバンドリーダーに職を求める人が多いようです。ちなみに、留学生である日本人がこれらの仕事に就くことはビザの関係でかなり難しいです。ですので、日本国籍の留学生の場合、卒業後はアメリカ人よりも条件が遥かにキツイと覚悟してください。
ニューヨーク市立大学大学院では、社会に出てから修士課程に入学してくる30代が多かったので、年齢を気にする必要は全くありません。実力と粘り強さがあれば、どの教育機関でも内容的に成功すると思います。ニューヨーカーの場合、修士号を取得するまでの在籍は4-5年くらいでした。大学院は入学してくる30-40%以下しか卒業できません。精神的に弱い人は入学してもお金を失うだけです。「大学院中退」と履歴書にあるとアメリカでは意志薄弱とみなされて社会的にもマイナスです。レッスンを受けて課題もやらないような人、「英語が苦手なので通訳で付いてきてください」というような30過ぎの人間はまず無理です。初めから留学は諦めて下さい。
私はE16の特殊技能枠で永住権を取得していますが、取得の仕方も指導、アドバイス、弁護士紹介もしません。全米移民弁護士協会に聞いてください。
Q:
特別編入でニューヨークにジャズ留学したいのですが、ご指導願えますか?
A: コロナ騒動(2020年〜)が終わるまで留学はオススメしません。留学の準備で勉強するのであれば、アマゾンジャパンでKINDLE購入できる以下の2冊が若い人向きの留学対策用実践教材です:
上の2冊とYAMAGUCHI
Improvisation Method で詳しく説明されているメソッドを組みあわせてエチュード的な実践練習し、実技をみせつけるオーディションに備えれば、英語科からジャズ科に編入も可能です。英語BA、ジャズMAへの入学、卒業で実証しました。留学費用の年間300−400万円と少なく仮定しても、3年目からBA編入なら、1,2年分の学費が浮くので、相当な額を得すると思います(4年制大学からMAも同じです)。手続きに関しては自分で調べて下さい。
断っておきますが、老齢の方には留学をオススメしませんし、上の2冊も全く役に立たないと思います(教則本ばかり集めて練習しません)。30代半ばの方に指導してもレッスンで出した課題もやらない有り様。そういう人間の指導をするのは、もう懲りました。アメリカでも成功しませんし、恐らく学位、卒業後のビザ、仕事もとれません。
英語力もアメリカに入れば自然に身につくと言うのは、ほぼウソです。誰も助けてくれない自分でやらなきゃという状況で必死になれば、ある程度、英語力は身につきますが、それはガムシャラになれる若い人ならではの学習法です。「英語が苦手なので通訳で付いてきてください」というような人間は「無駄な回り道」ばかりして、しっかりと身につけることに近道はないという根本的なことを理解しません。良い指導とは「無駄な努力」をしないようにすることです。好きな演奏家の採譜作業、歴史リサーチ、音を頼りに英語でのレッスンに自分の耳でくらいつくことは無駄ではなく「極めて有益な地盤固め」なのです。「できない」「やらない」で大きく分かれます。できなければ清く諦めて下さい。基本的に(努力すればできるのに)やらなきゃいけないときにビビる人間はダメです。オーディションでも落ちます。チャレンジできる若いときに頑張って下さい。
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