注意:東京大学で講義した学歴詐称ジャズ偽講師は、私が東京藝術大学学長に書いた「教授会での審議を求める」手紙で2014年に教壇追放されています。あしからず。その後、苦し紛れの偽講師がはじめた意味不明の書き込みは逆恨みです。教壇追放について書いていないところも詐称です(笑)。
FAQ(よくある質問集 パート1)
Q: インターネットでレッスンしてくださいませんか?
A: 残念ながら、インターネットでのレッスンは行っていません。日本語版(アマゾンジャパンのKINDLEで発売中)のYAMAGUCHI
Improvisation Method
が長年の研究をもとに「初心者でもわかる即興演奏法」を説いている実践的テキストですので、こちらをご利用ください。
2021年1月1日より、AMAZON
JAPAN のKINDLE
で多くの著作(日本語版)が電子ブックにて購入可能になりました。ここをクリック。私の多くの本は、レッスン要望から、まとめられ、出版された経緯があります。
具体的には、ジャズの巨匠、「ジョン・コルトレーンとソニー・ロリンズ」の語法をコーパス化して、メロディック・シェイプという独自のシステムで旋律を「自分のボイス(音)」に合わせて「自分だけの旋律」を構築していくことができます。「実践的練習」「お稽古的練習」の区別ができ、学習者自身の「嗜好」への自己認識も養うことのできるオリジナル・メソッドで、他の教本とは全く違う教授法に驚かれるはずです。他にも、MUIJA(ムイジャ)システムやM.F.C.
コンセプトなどを発案し、YAMAGUCHI
Improvisation Method と呼称するにふさわしい独自の教授法を確立しました。既成のジャズ教本に不満のある方は原書をできるだけ早い段階で購入されることをお勧めします。
Q: 最近、よく耳にする「チャーリー・パーカーのRelative
Major」とは何でしょうか?
A:レナード・フェザーとの有名なインタビューが原典だと思います。
アメリカでは、Lawrence O.
Koch 氏の「Yardbird Suite」(初版、改訂版)における解析が定番です。改訂版(Northeastern
University Press)では、19〜20ページで説明されています。「チェロキー」のソロラインとコードのエクステンションを3度積みで「Major」コードを導く方法を結びつけて、「Relative
Major」の歴史的経緯を説明する学説は、Koch氏独自の解析としてアメリカの音楽学者の間で認識されています。ちなみに、Koch氏とは、10年ほど前「Charlie
Parker with Strings」の本のプロジェクトで共著し、その原稿は、Institute
of Jazz Studies
に寄贈されています(閲覧可能、出版は著作権の問題で保留になっています)。仮に、「チェロキー」とコードのエクステンションを3度音程積みで「Major」を導くやり方を
「Lawrence O.
Koch 氏の学説」と明記しなければ、「剽窃(plagiarism)」として扱われ学術的に非常に大きな問題になります。念のため、1988年発表の初版(Bowling
Green State University Popular Press版)の該当ページは20〜21ページです。他にも、かなり前から、チャーリー
・パーカーの論文を
Lawrence O. Koch 氏は、Institute
of Jazz Studies の機関紙などで、発表していますので、自分で全てチェックしてみてください。
剽窃(plagiarism)の罪は重く、過去の論文にさかのぼってまで、学位が没収されたりするのは、STAP細胞などの報道でも知られるところですので、論文を書くのでしたら、出典や研究の経緯を正確に記すのが「最低限」のマナーです。Faculty
Juries(数人の教授陣を前にした学位授与の試験)でも、鋭く指摘されますし、論文不正の最悪のケースでは
即時、退学になります。同じトピックの著名な研究を「知らなかった」では、済まされないのです。後世代の院生や研究者が、卒業生の
修士・博士論文をチェックして「剽窃」やWikipediaや他者の論文などからの「コピペ」に気付いて、
後々、問題になるのは近年では良くあることです。
注意:●波も「ジャズに関してはサル並み」と覚えるとよい社会勉強になります。東京大学も音楽科やジャズ科はないですよね?「専門家がいないのにジャズの授業するな」という感じです。東京藝術大学に「松島や...の句が芭蕉の最高傑作だ」みたいな授業はやめさせた方が良いと助言して聞き入れられました。ちなみに、東京大学は学術審査の不備を「偽講師を推薦した生徒(そもそも推薦した生徒が東京藝術大学の生徒!)のせい」にしていました。
後記:近年のチャーリー・パーカーの研究では、「Charlie
Parker: His Music and Life」by Carl Woideck,
「Charlie Parker, Composer」 by Henry Martin,
を推薦します。どちらの書物にも、パーカー研究の協力をしたので、私への謝辞の言葉が掲載されています。研究はこうやるのだと言う良い見本です。留学する予定のある方は、原書購入をオススメします。謝辞に関しては、ここをクリック
繰り返しになりますが、コードのエクステンションを3度音程積みで「Major」を導くやり方と「チェロキー」を結びつける分析と経緯を
「Koch氏の学説における発見」と明記してから、自身の論文を書けば問題ありませんので、注意して過去の研究者の論文と書籍が自説とぶつからないか検討してください。Faculty
Juries(数人の教授陣を前にした学位授与の試験)で、「その場しのぎの合格判定」を得ても、後から「学位没収」などの不名誉がついて回ることをお忘れなく。
社会的地位や専門分野への認識も疑われ、職も失うことは言うまでもありません。
マイルス・デイビスの自伝に関わった人物QT氏が、学歴詐称と剽窃などの発覚で、教授職から追放されたのは記憶に新しいことです(私の卒業したCUNYグループ内の大学に勤務していましたが、解雇された後だったので、その詳細について教授陣は口を閉ざしていました)。
一般論ですが、日本で専門家面している連中の書籍や学説は日本の素人はうまく騙せても、アメリカの専門家の前では全く通用しないと思います(私のコルトレーンやロリンズの本は、アリス・コルトレーン氏や著作権管理者、ロリンズ氏本人の正式な認可を得たオフィシャルなものなので、日本の非公式な
書籍などに対する正式なコメントはいたしません)。
Q: チャーリー・パーカーの教則本 Yardbird Originals
はどこで買えますか?The
Bird Bookとの違いは?
A:唯一の購入の手段は、チャールズ・コーリンにメールやファックスで問い合わせるしかありません。本の内容はチャーリー・パーカーが死の直前に契約した教則本で、アメリカでも古い年代のジャズプレイヤーを除いて、一般的に知られていません。オリジナルは入手するのが困難ですし、見つけても間違いが多いです。オリジナルに関する情報は> ここをクリック
復刻本に関する問い合わせは、チャールズ・コーリンに直接お願いします。ホームページ http://www.charlescolin.com/ です。CC1641 Charlie Parker Yardbird
Originals と書いて問い合わせてみてください。
未発表曲なども収録されていますが、Yardbird Originals
よりも、シートミュージックとして利用度の高いハル・レナード社刊行のThe
Bird Book (The Charlie Parker Real Book)
を推薦します。
ハル・レナード社刊行のThe
Bird Book (The Charlie Parker Real Book)は、チャーリー
・パーカーのオフィシャルな書籍で、認可がおりなかった楽曲は、他の楽曲に差し替えられています(例:シートミュージックの要望の多い
「Swedish
Schnapps」、「Driftin'
on a Reed」、「Tune Y」の3曲は原稿にありましたが、著作権でクリアできませんでした)。
チャーリー・パーカーのディスコグラフィーに関しては、画面右のLINKSに記した「Peter
Losin」氏のサイトが最も信頼のおけるものです。
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